ブルガリア第二の都市プロヴディフにある「アリーシャ」赤軍記念碑は、第二次世界大戦でソビエトがブルガリアを解放した際に命を落としたソビエト兵士を記念する記念碑です。1954年に建立され、高さ11メートルの鉄筋コンクリート製のソビエト兵士の像が特徴です。
記念碑は、プロヴディフの中心部から北東に約2キロメートルのところにあるブナルジク丘の頂上にあります。丘からはプロヴディフの街並みが一望でき、夜にはライトアップされてロマンチックな雰囲気になります。
記念碑の像は、ソビエト兵士の「アリーシャ」という名前を冠しています。アリーシャは、第二次世界大戦中にブルガリアで戦ったソビエト兵士の一人です。彼は戦闘中に負傷し、敵陣に捕らえられましたが、最後まで祖国を守るために戦い抜き、命を落としたと言われています。
記念碑は、ブルガリアの歴史において重要な意味を持つものです。ソビエト軍のブルガリア解放は、ブルガリアの民主化と社会主義化の過程において重要な役割を果たしました。また、記念碑は、ブルガリアとソビエト連邦の友好関係を象徴するものでもあります。
記念碑へのアクセスは、市内中心部からバスで約30分です。バス停「Алея на възраждане」から徒歩で約10分です。
記念碑の周辺には、レストランやカフェ、土産物屋などが立ち並んでいます。また、丘の麓には、ソビエト軍の戦車や砲などの戦争記念品が展示されている博物館があります。
キーワード:Monument of the Red Army "Alyosha" | Паметник на Червената армия „Альоша“