マイソール

マイソール（Mysuru）はインド南部、カルナータカ州中南部の都市。チャムンディ・ヒルの北西、起伏に富んだデカン高原のカヴェリ川（カウヴェリー川）とカバニ川（カバニ川）の中間に位置し、標高は2,525フィート（770メートル）。都市を囲む土地は、雨で満たされた浅い窪地（タンク）が特徴である。 この地は叙事詩『マハーバーラタ』にマヒシュマティ（マヒスマティ）として登場する。マウリヤ朝時代（前3世紀）にはプリゲールとして知られ、後にマヒシャプラとなった。1799年から1831年までマイソール王国の首都であり、20世紀後半にフッバリ・ダルワドに抜かれるまで、カルナータカ州でベンガルール（バンガロール）に次いで2番目に人口の多い都市であった。しかし、その都市集積は今でも州第2位である。