イスラマバード

イスラマバードは、パキスタンの首都であり、ローワルピンディの北東約14キロに位置するポトワール高原にある都市です。この都市は、1959年に委員会によってカラチが首都として不適切であると判断された後に選定されました。1961年に建設が開始され、伝統的なイスラム建築と現代の要件を融合させる試みが行われました。コンスタンティノス・ドキアデス、エドワード・デュレル・ストーン、ジオ・ポンティなど、世界的に有名な都市計画家や建築家がこの都市の開発に関与しています。

都市はコンパクトで（面積は65平方キロメートル）、標高は1,500〜2,000フィート（約450〜600メートル）の間に広がっています。建設の第二段階は、秘書庁、パキスタン・ハウス、大統領官邸、国民議会議事堂、グランドナショナルモスク、政府職員向けの住宅の完成とともに終了しました。都市部は行政、外交、住宅、教育、産業、商業地区、緑地帯、国立公園の8つの区域に分かれています。また、オリンピック村や庭園、酪農、鶏肉、野菜の農場、原子力研究所、国立保健センターなどの施設も含まれています。都市名のイスラマバード（イスラムの街、または平和の街）は、国のイデオロギーを反映して選ばれました。