オールボー
デンマークの北ユトランド地方にある都市かつ港町、オールボー(Ålborg)は、リムフィヨルドの南岸に位置しています。1000年頃からの歴史を持ち、デンマーク最古の町の一つです。1342年に勅許状が発行され、1554年には司教座が置かれました。宗教的な内戦であった「伯爵戦争(1533-1636年)」からの復興は緩やかでしたが、17世紀には主要な商業中心地となり、1850年頃まではデンマークで第二の都市でした。三十年戦争中の1629年には、デンマークはこの地でローマ・カトリック軍の司令官であるアルブレヒト・フォン・ヴァレンシュタインに降伏しています。
オールボーには造船所があり、セメント、化学薬品、織物、そしてデンマークの火のような国民的飲み物であるアクヴァヴィットなどのスピリッツが製造されています。1953年にオープンした「オールボーハレン」は、展示会やコンサートで賑わう複合施設です。オールボー大学は1974年に開校しました。橋と道路トンネルで、北のノーレスンドビーと結ばれています。
オールボーの中世のランドマークとしては、1431年の「聖霊修道院」、1500年頃建造の「聖ブドルフ大聖堂」、1539年の「オールボーフス城」があります。また、近郊のリンドホルム・ヒルのヴァイキング墓地からの遺物が、美術・歴史博物館に収蔵されています。デンマーク系アメリカ人からの贈り物である「レーイル・ヒルス国立公園(1912年)」は、オールボーの南19マイル(31キロ)に位置し、移民博物館が設置されています。 (2008年推定) 市の人口は100,873人、(2005年推定) 郡の人口は192,353人です。
Recently Viewed Products
Exclusive section that stores the history of product views