オルシュティン

ポーランド北東部に位置するウォルミンスコ＝マズルスキエ県の県都、オルシュティン(Olsztyn)は、マズール湖水地方に位置する。市は、湖水地方の交易センターとして機能し、重要な鉄道や道路とのつながりを持つ。ウォルミアとマズールの博物館や大学もオルシュティンに位置している。

テウトン騎士団は1334年に堂々とした城を建て、それを中心に成長した集落は1353年に都市権を授与された。1466年にポーランドの一部となり、1772年にプロイセンに併合された。第二次世界大戦で大きな被害を受けた後、1945年にポーランドに返還され、完全にポーランド人によって再入植された。ゴシック様式の城と周囲の城壁の一部が残っている。市の産業にはタイヤ製造が含まれる。2011年の人口は174,645人。