アルマトイ

アルマトイ（Almaty）は、カザフスタンの東南部に位置する都市です。かつてはカザフ・ソビエト社会主義共和国（1929年から1991年）および独立したカザフスタン（1991年から1997年）の首都でした。アルマトイは、トランス・イリ・アラタウの北部の丘陵地帯に位置し、標高は700から900メートル（2,300から3,000フィート）です。ここは、ボルシャヤ川とマラヤ・アルマティンカ川が平原に注ぐ地点です。 現代の都市は、1854年にロシア人が、13世紀にモンゴルによって破壊された古代のアルマトイの集落の跡地に軍事要塞のザイリースコエ（1855年にヴェルニーに改名）を建設したことに始まります。

コサック、ヨーロッパのロシアからの農民入植者、タタール商人がすぐに周辺に定住し、1867年に要塞はヴェルニーの町となり、トルキスタン総督領のセミレチエ州の行政中心地となりました。 1906年までに、人口は27,000人に成長し、そのうちの三分の二がロシア人とウクライナ人でした。ソビエト政権は1918年に確立されました。