タイ・象の保護センター ラムパーン県森林機構

タイについて

タイ(Thailand)は、東南アジアの大陸部の中心に位置する国です。タイは完全に熱帯地域に位置し、北部の多くの森林地帯、中央平原の肥沃な稲田、北東部の広大な高原、狭い南半島沿いの険しい海岸など多様な生態系を包含しています。

20世紀後半まで、タイは主に農業国でしたが、1960年代以降、多くの人々が首都バンコクや他の都市に移住しました。バンコク都市圏は依然として国内有数の都市中心地ですが、北部のチェンマイ、ノーンラートチャシーマ（コラート）、東北部のコーンケン、ウドンタニ、南東部のパッタヤ、そして最南部のハートヤイなど、他にも大規模な都市が存在します。

タイは1939年まで正式にシャムと呼ばれており、ヨーロッパの植民地支配下には絶対に置かれませんでした。独立したシャムは1932年の革命まで絶対君主制で統治されていました。その後、タイは立憲君主国となり、以降のすべての憲法は選挙で選ばれた議会を提供しています。ただし、政治的な権限はしばしば軍によって保持され、クーデターを通じて権力を掌握してきました。20世紀の最後の20年と21世紀の最初の10年にわたり、議会民主主義は着実に広まっていきました。2006年に軍が選挙で選ばれた政府を倒し、王室と連携した際に危機が発生しましたが、仮政府が約束どおりに2007年に新しい議会選挙を実施しました。

ラムパーンについて

ランパーン/ラムパーン(Lampang)は、タイ北部の都市で、チェンマイから南東に約45マイル（72キロメートル）の位置にあります。ランパーンは、森林に囲まれたクン・タン山脈にあるワン川に面し、周辺地域の行政と商業の中心地です。かつては独立した国の都市であり、その旧市街は今でも残っています。近くには大規模なサトウキビ工場があります。

この都市はバンコクからチェンマイまでの鉄道路線上に位置し、チェンマイとチェンライへの高速道路の交差点でもあります。また、他のタイ都市への定期便がある空港もあります。 周辺地域は自然資源に恵まれています。森林はティーク材の供給源であり、鉱産資源には亜炭、アンチモン、鉛、タングステンが含まれています。タバコ、米、豆類、綿、サトウカイを栽培しています。人口（2000年時点の予備データ）は147,812人です。