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Galerija Dulčić-Masle-Pulitika(ドゥルチッチ・マスレ・プリティカ・ギャラリー) について

クロアチア·

基本情報・アクセス

項目内容
名前Galerija Dulčić / Masle / Pulitika Gallery(ドゥルチッチ・マスレ・プリティカ・ギャラリー)
所属Umjetnička galerija Dubrovnik(ドブロブニク現代美術館/美術ギャラリー) の展示スペースの一つ
所在地Držićeva poljana 1, Dubrovnik(ドブロブニク旧市街の中心付近)
開館年月1997年に開館。ただし、「真に展示スペースとして機能し始めた」のは2005年以降との記録もあります。
入館時間火曜~日曜 9:00〜20:00(旧市街施設、月曜休館)など。季節や祝祭日で変更の可能性あり。
入場料通常入場料:約8ユーロ(大人)など。複数施設共通チケットの一部として割引あり。

歴史・由来

  • ギャラリーの名前になっている Ivo Dulčić, Antun Masle, Đuro Pulitika はいずれもドブロブニク出身または地縁のある著名な画家たちです。彼らの芸術的功績を記念し、「彼らの作品を展示する場所」としてギャラリーは設けられました。
  • 建物は旧市街の中心、レクター宮殿(Rector’s Palace)の近くにあり、景観的にも非常に良い場所。窓から大聖堂(Cathedral)が望めるなど、展示作品と同じくらい周囲の景観が魅力であるという声もあります。
  • 「Ronald Brown Memorial House(ロンバルドン記念館)」としても知られています。アメリカ商務長官ロンアルド・ブラウンが1996年、ドブロブニク到着直前の飛行機事故で亡くなったことをきっかけに、この施設が記念の意を込めて改修・活用された背景があります。
  • ドブロブニク紛争(ユーゴスラビア紛争)後の復興整備の一環でもあり、戦後損壊した建築物の修復・博物スペースの確立という文脈もあります。

展覧内容・特徴

  • 常設展示:名前の3人(Dulčić, Masle, Pulitika)の作品。彼らのスタイルや代表作を通じて、ドブロブニクおよびクロアチアのモダン/現代絵画の潮流を理解できる。特に Pulitika の色使いや風景画が視覚的にインパクトがあるとの評価。
  • Studio Pulitika:Pulitika のアトリエをそのまま再現した展示スペースがあり、画家自身の作業場の雰囲気や制作過程を見ることができる。絵画の技巧的な過程も感じられる場所。
  • 企画・臨時展:若手現代作家の展覧会や、テーマ別展示が行われることも。モダン・現代美術が中心で、ドブロブニクの地域アートを含めた多様な作品が紹介されています。

見どころポイント(ブログ向け)

  • 建物自体が旧市街の散策ルート上にあり、レクター宮殿や大聖堂近辺とあわせて訪れやすい。眺めが良い窓からの眺望もおすすめ。
  • 規模は大きくないので、滞在時間は1時間以内でも十分。ただ、小さな展示であっても作品の質が高く、静かにアートを楽しみたい人にぴったり。混雑しにくい、落ち着いたギャラリー。
  • ドブロブニクカード(Dubrovnik Pass)や市内のミュージアム共通チケットで割引または無料になることがあるので、他の博物館・美術館とあわせて計画するとお得。
  • Studio Pulitika 展示で画家の制作過程や個人的なテーマ(風景、生活、自然など)が見られるため、「地元アート」「現代絵画」に興味がある旅行者におすすめ。

注意点・実用情報

  • 月曜日は休館のことが多いので訪問は火曜~日曜が無難。
  • 入館料は単独で訪れるとそれなりの価格になるが、美術館・ギャラリー巡りをするならミュージアムパスの利用が経済的。
  • 展示内容はしばしば入れ替わるので、「今何が展示されているか」を訪問直前に公式サイトで確認するのがおすすめ。
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