コンコルド広場(Place de la Concorde)は、フランスのパリ市内にある歴史的な広場であり、見どころ豊富な観光スポットです。
コンコルド広場は、パリ市内の中心部に位置し、セーヌ川の右岸に広がっています。広場の起源は18世紀にさかのぼり、元々はフランス王ルイ15世の騎馬像が置かれていた場所でした。その後、広場は何度か改装され、現在では広大な敷地に美しい庭園やモニュメントが設置されています。
コンコルド広場の最も特徴的なモニュメントの一つは、エジプトのオベリスクです。このオベリスクは紀元前13世紀にエジプトで建てられたものであり、19世紀初頭にフランスに贈られました。オベリスクの周りには美しい彫刻や噴水があり、見る者を魅了します。
広場の南側には、ツインビルとして知られるルーヴル美術館とオルセー美術館があります。ルーヴル美術館は世界的に有名な美術館で、数多くの名画や美術品が展示されています。オルセー美術館は、かつて駅舎だった建物を利用しており、印象派やポスト印象派の美術品が鑑賞できます。
また、広場の北側にはエリゼ宮殿があります。エリゼ宮殿はフランス大統領の公邸として使われており、豪華な外観と美しい庭園が見どころです。広場の東側にはパリのシャンゼリゼ大通りが延びており、ショッピングやレストランを楽しむことができます。
コンコルド広場の歴史には悲劇的な事件も含まれています。フランス革命期の1793年、ルイ16世とマリー・アントワネット王妃がここでギロチンによって処刑されました。その後、広場は「革命広場」として知られるようになり、多くの処刑が行われましたが、1814年には元の名前である「コンコルド広場」と改名されました。
現在のコンコルド広場は、美しい庭園やモニュメント、周辺にある名所が魅力のスポットです。観光客にとってもロマンチックな散策スポットとして人気があります。パリ観光の際には、ぜひコンコルド広場を訪れ、歴史と美しさを堪能してください。
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